銅像の人  新潟県
 

上杉謙信像

場所・新潟県上越市春日山町  春日山城跡



戦国時代の名シーンといえる川中島合戦の一騎討ち。
武田軍の本陣に攻め入り馬上から斬りつける謙信と、
それを軍配で受ける信玄という一騎打ちの場面を再現している。
NHK大河ドラマ「天と地と」の放映を記念して立てられた。
建造から40年以上経ち、破損も目立つが、迫力はいささかも衰えていない。

「日本の銅像完全名鑑」 廣済堂出版 2013年発行
















撮影日・2015年3月8日


 


上杉謙信 


場所・新潟県上越市春日山町  春日山城跡


春日山城はJR春日山駅の真正面に位置し、駅前通りがそのまま春日山城へとつづく。
今も市民の心に、戦国武将謙信は顕彰されているような感じがした。








上杉謙信


享禄3年(1530)越後守護代長尾為景の子として生まれる。
初めの名は景虎。
兄や一族と争ったが、守護上杉定実の調停で守護代につき越後春日山城主となる。
天文21年(1552)亡命してきた上杉憲政から上杉の姓と関東管領職を譲られる。
武田信玄との川中島での決戦は5度に及んでいる。
越中を平定し、能登・加賀に進攻し、織田信長と対決して天下に覇をとなえんとしたが、
惜しくも天正6年病に倒れた。墓は、高野山および上越市林泉寺、米沢市御廟町にあり、
遺品の数々が米沢市の上杉神社におさめられている。


「戦国武将100話」  桑田忠親 立風書房 1978年発行

















撮影日・2015年3月8日


 

 


奴奈川姫 


場所・新潟県糸魚川市  JR糸魚川駅前



神話時代の姫で、市の説明を読んでも理解しにくい。
西日本ではまったく聞くことのない名前だが、日本海側では縁のある方のようだ。


糸魚川の街は、この奴奈川姫と、ヒスイで市のPRをしている。
町中のカンバンや絵に多く登場していた。














奴奈川姫とは?
(糸魚川市の公式ウェブサイト)

「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」は『古事記』や『出雲風土記』などの古代文献に登場する
高志国(現在の福井県から新潟県)の姫であると言われています。
『古事記』では出雲国の大国主命が沼河比売(= ぬなかわひめ?)に求婚に来た、とあり、
また、『出雲風土記』では天の下造らしし大神(大国主命)が奴奈宜波比売(=ぬなかわひめ?)の命と結婚して御穂須々美(みほすすみ)命を生み、
この神が美保に鎮座していると記されています。

あくまでも伝説ですが、それでも奴奈川姫を祭る神社が糸魚川・西頚城地方に多く、
また、考古学的資料にも恵まれていること、
さらには『万葉集』の記述にある「沼名河の底なる玉…」との関係をみても、
奴奈川姫は神秘的であり、姫にまつわる伝説がこの地方に多いのも興味深いものです。







新潟県のJR糸魚川駅は、北陸新幹線が通る大きな駅。
その糸魚川駅は、駅前大通りを500mほど行けば日本海に突き当たる。
その間に同じような銅像が二つ建っている。
それが”奴奈川姫(ぬなかわひめ”の像。





訪問日・2020年1月29日


 
 


xxxx像 


場所・新潟県xx市xx町







撮影日・xx年xx月xx日





 
 










作成・2021年10月8日   追記・2021年12月20日